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東海岸3泊3日--3日目+α [旅行・出張]

朝、アラームで目覚めたのは6時。
シャワーを浴びて、荷物をまとめ、2日間お世話になったこの部屋ともお別れ。
値段もかなりしたけれど(それでもNYじゃ高くない方?)、
洒落た部屋に良い従業員さんたち、良いホテルだった。

荷物を持ってPenn St. まで。
Boston行きの列車"Acela"に乗り込む。
これで本当にNYともお別れ。

Acelaは……全然早くない。急行宗谷の宗谷本線部分並み。
これで特別料金って、笑っちゃう。

車内ではちょっと仮眠した後、仕事。
Bostonに着いたのは、11時過ぎ。

とりあえずホテルにチェックイン。
老舗のホテル。
NYのと値段はたいして変わらないのに、部屋はボロイし設備もヘロヘロ。うーん……

荷物を置いて、早速出かける。
旧市街を散歩。かなり欧州的な街並み。いい街だ。好きになりそう。
そのまま、港へ降りていく。目的はシーフード。

ロブスターなんか食べてしまい、クラムも生で食べてしまい、
ボストン地ビールを味わって、ちょっとお高いけれど、ご機嫌。
ここもなんとなく入ってみたものの、超有名店だったようだ。

さて、その後、歩いて散歩を続けようか……と思ったが、
考えを変えて、目の前の港から観光船に乗ってみる。
U.S.S.Constitution。名前は知っていて、有名なのも知っているが、何故有名なのかは知らない。
歴史のお勉強のつもりで、そこへ行く船へ。
たどり着く前に、港内をぐるっと一周してくれ、のんびり観光モード。

さて肝心のConstitutionだが、なんと本日は展示が休み!残念!
なので、隣にある博物館で、歴史のお勉強。
……なるほど、それは、有名かつシンボリックになるワケだ。
確かSpaceShuttleの1号機も、本当はConstitutionという名前になるはずだったという逸話を思い出す。
あと、現在世界最強である米国海軍の、設立の歴史と動機、なんてのも、なかなか面白かった。

その後、近くに係留されている第2次世界大戦当時の駆逐艦など見学した後、
のんびりと Freedom Trail を歩きながら旧市街へ戻る。

イタリア人街に着いた頃は、もう夕方。
うう、何か食べたい!と思ったが、後で来よう♪ と思い、ちょっと店を物色してから
しばし散歩の後、Fenway Park へ。

古臭くて、汚くて、おかしな形で、でもいい雰囲気の球場。
球場を一周して(グリーンモンスターの上は入れなかったが……)、席につく。
1階の一番後ろの席で、モニタは全然見えないが、まぁ仕方ない。

ビール飲んで、イタリアンソーセージのホットドック食べて、松坂の登場を待つ。
登場してきた時は、なんだか不思議な気分。
異国の地でも、何か特別というわけでもなく、日本の時と同じく、普通に見える。

今日は、勝つだろう!勝たなきゃ!と固く(勝手に)信じていたのだが、
初回からストライクが先行しない苦しい展開。先に1点を失う。
RedSoxの攻撃も1巡目はいまいち。
でも2巡目に入り、2点を奪って逆転。
その直後のピンチも、エンドランを仕掛けた打席で内野フライゲッツーで切り抜ける。
RedSoxいい雰囲気。松坂も立ち直ったかに見える。
しかし、その後5回の攻撃で、せっかくValitekがエンタイトル2塁打で出ておきながら、
その後がことごとく凡退。追加点が奪えない。
これで何かが切れてしまったのか、直後のイニング、先頭打者に2ストライクをポンポン!ととりながら
フォアボールにしてしまい、その後連打を受け、ホームラン2本でKO。

その後、攻撃もなんとかしようとがんばっている姿勢は見えるのだが、ちぐはぐな攻撃が続き、
結局そのままRedSox敗北。

うう、岡島も観れなかった……悲しい……
私の地元に知らない間に記念館ができてた松坂より、
日ハムでガッツリ活躍して海を渡った岡島の方が、
思い入れもあるし、見たかったのに……涙……

でも実はこの試合、私がカメラを構えて写真を撮った瞬間瞬間すべてで
松坂は打たれ、打線は凡打、とRedSoxにことごとく裏目な展開。
途中で気づいてカメラをしまったのだが、後の祭り。
そんなワケないのだが、ちょっとだけ私のせい?と罪悪感(笑)

試合終了後は、翌朝がとても早いことを思い出したのと、
球場内でビールその他をたらふくかっくらっていたので、イタリア人街行きは断念。
歩いてホテルまで戻る。

途中で、Barklee College of Music なる代物に出くわす。
写真撮影を頼まれている間、どこかで聞いたような……としばし考え、
思い出したのは、そうそう、上原ひろみの出身校じゃない。
へぇぇ~、こんなところにあったのか、そして、こんな街で過ごしていたのか……
敢えて表通りを避けて夜の散歩。アパート街みたいな通りに差しかかる。
ここでの暮らしを想像しながら歩く。
ハーバードにMITにバークリー、世界の天才の集まるまち、Boston。
現実には、私にはもう無理だけど、妄想の中でだけ、ちょっとだけ楽しむ。

宿に着き、シャワーを浴びたりもろもろ荷物をまとめた後で
4時間あまりの睡眠の後、
早朝にチェックアウト。
朝イチの飛行機で、コロラドに戻ってきたのでした。


久しぶりの都会、久しぶりの濃い空気、久しぶりの夜遊び、久しぶりの欧州的雰囲気、
久しぶりのおいしい海産物、などなど、
短いながらもかなり楽しめた、東海岸旅行でした。

おしまい。
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