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「探偵はBarにいる」(ネタバレっぽく) [映画・本・舞台・TV等]

出張の帰りの機内。
「探偵はBarにいる」を見てみた。

冬の札幌が舞台、というだけでワタシのツボ。
大泉洋や松田龍平の演技も、そしてストーリーも「普通の映画としては」良かった。

だが……
「ミステリやサスペンスとしては」、
簡単に先が読めすぎで、少々物足りなかったなぁ……

確か原作はミステリだったと思う。
ならば、原作を小説で読んだら、
鍵となる情報は他の情報に埋もれていて
どれが重要な情報かを選択・組み合わせることで、謎解きを楽しめるんじゃないかと想像する。
けど、映画では時間や情報量か限られていたせいか
鍵となる情報ばかりしか出てこないため、
それを組み合わせると、先の展開が簡単に読めてしまった。

映画なら、ミステリ小説のフェアさはこのさい目をつぶって
重要な情報をわざと隠すなり、フェイクをいれたりしてくれた方が
展開にハラハラできて良かったのかな、と思う。

とはいえ、ノーミソを使いすぎない娯楽作品としては
楽しく見ることができたので、概ねは満足なのでした。

更に、熱帯帰りの身としては、
日本の寒さをバーチャル体験させる効果も、
狙い通りに得られた、のでした。


機内では更に
「ツレがうつになりまして」
も見たりして、
実に久々に、映画を楽しんだのでありました。
(そのぶん、やるべき仕事をサボってしまったのですが……ゴメン)


ミッチーとれい [映画・本・舞台・TV等]

芸能界のことは「ああどうですか」なワタクシですが、
ちょっとだけびっくりしたので……

さすがに、この組み合わせは予想できなかった。
が、聞いた瞬間、なんだか納得してしまったのは、何故だろう。

なんとも言いようのないこの不思議な納得感が面白いので
ここに書きこんでみました。


コクリコ坂から [映画・本・舞台・TV等]

応募したのも忘れていた「コクリコ坂から」試写会ご招待のハガキが着いたのが1週間ほど前。
「ゲド戦記」の評判はからっきしなので、あまり期待せずに行ってみたのだが……

これが、結構、楽しかった。

ストーリーはベタな展開なのだけれど、雰囲気が良いよね。
横浜に住んでいる私には、このへんがあの頃は……なんて想像すると楽しいし、
自分が子供の頃にかろうじて残っていた昭和中頃の雰囲気や、
そのころの青臭い若者たちの行動もなかなか。
90分という比較的コンパクトな構成も相まって
楽しく見ることができました。

ガリ版は懐かしいなぁ(笑)

うん、ウチの息子くんにも、小学生あたりで見てもらい、
こーゆー学生生活も楽しいかな、という意識をもって
中学生~高校生になって欲しいと思うなぁ。




ウチのカミさんがねぇ [映画・本・舞台・TV等]

ピーター・フォークが亡くなったとのこと。

随分子供の頃から「刑事コロンボ」シリーズはとても楽しく見ていた。
表題のセリフは、子供の頃から、オトナになったら言ってみたいセリフだったし
そんなセリフに代表されるコロンボのすっとぼけた言動、
その裏に隠された怜悧な頭脳と鋭い推理……
とても好きでした。

番組のスタイルは「古畑任三郎」に引き継がれてるし
音楽は最近どこぞの缶コーヒーのCMで使われているけど、
どちらを見ても、やっぱりアタマに浮かぶのはオリジナル。

シリーズ全話って何作くらいあるんだろ。今度、長期乗船中に制覇してみようかな。

Space Bio Charge [映画・本・舞台・TV等]

何故か最近、はまってます。

菅野よう子 "Space Bio Charge"

彼女が手がけた曲が使われてるアニメは、"Cowboy Bebop" くらいしか知らないんだけど、
曲を聞いてると、その日その瞬間の場面場面に応じて「ハマる」曲があるんだよね。
「器用貧乏もxx年続けてれば立派な才能、文句あっか」だったかな、彼女の言ったことは。
……え?器用貧乏?とんでもないわ。

ということで、私のブログを2回以上見た人皆さん、コレ聴きなはれ。
人によって気分によって時間帯によって気に入る曲は違うと思うけど、
その分、楽しめるから。

ちなみに私は立派な「元」アニメおたくです。文句あっか。

私にしては [映画・本・舞台・TV等]

SFやらサスペンスやらを好んで読む私にしては
ちょっと毛色の変わった本を最近2冊ほど読んでみた。

 「阪急電車」有川浩
 「99のなみだ・雲」(短編集)

最近、何か変わったことがあったワケでもないんだけど、
(しかも、前者を読んだのは地震の前、後者も買ったのは地震の前)
こういう「心の水分」が欲しかったのかもしれん。

あるいは、どちらの本のどの作品も
主人公が「何か」に気付いて一歩(あるいは数歩)進み出す話でもあるので、
最近成長著しいうちのボーズの未来、
そしてそれを見つつ親として成長せにゃならん自分自身の近未来(または過去)に
投影しているのかもしれない。

……で、「99のなみだ」、読了して「何が99なの?」と思ったのだが、
どうやら、何冊もあるらしいね。
他の本も、ちょっと読んでみたい気もするが、
2~3冊目で食傷気味になるような気もするし、
どーしたものか……

とりあえず、その前に
先日のスリランカ出張の機内で読もうとして買った(が手を付けてない)
「新世界より」を読むとしようか。

……結局やっぱりSFかい(笑)


閃光 [映画・本・舞台・TV等]

永瀬隼介さんの「閃光」を読了した。

そもそも、作者のご本人に某所でお会いしたのが興味をもったキッカケ。
失礼ながら存じあげなかった作家の方だったので、
さて、どの作品から読ませていただこうか、と考えた挙句、本作品を選んでみた。
本作は映画化されているのだが
そういえば私が以前に見た(そして良いなと思った)「初恋」も
同じ三億円事件を扱った映画だったし、
その両者を比べてみるのもよいかな、と思ったし、
何より三億円事件は楽しそうだ。

で、Amazonで購入したのがちょっと前。

最初の方は、色々なキャラクターの展開が同時平行していて
なかなか入り込みづらいところがあったが、
それぞれのストーリーが徐々につながってくる中盤以降の半分強は
本日になって一気に読み終わってしまった。
それくらい、後になればなるほどオモシロイ。
過去の事件と現在の事件が交錯する展開、良い感じです。

実は彼の作品をもう1つ同時に購入してあるのだが、
そちらも、早めに読み始めたいなぁ。
こちらもどんな展開なのか、楽しみですねえ。

本牧JAZZ祭 [映画・本・舞台・TV等]

毎年タイミングが悪くてなかなか行けない本牧JAZZ祭。
今年はハナからダメなのがわかっていて、
今年は明日だよなぁ……
数年後あたりは家族でピクニックがてら行けるかなぁ……
なんて思って検索してみたら、

今年って、中止になっちゃってたんですね。知らなかった。

うーん、来年以降の復活、あるかなぁ。あってほしいなぁ。

天冥の標 [映画・本・舞台・TV等]

小川一水「天冥の標」。

ここしばらく気に入ってる作家の作品なのと、
2巻の舞台が(私もちょっと関係している)パラオと聞いて、
とりあえず1巻「メニーメニーシープ」上下巻と、2巻「救世群」を読んでみた。

1巻は、正直ワケ分からん。謎をばらまくだけばらまいておしまい。
でも、解くべきキーワードとヒント、あと、先行きを推理(妄想)する余地は随分と面白い。
そして、2巻は、単独の作品としてもなかなか。
でも、両巻とも、作者の1巻のあとがきにあるとおり「ちょ、おい」というところで、終わる。
うーん、これは、「次回につづく」で思い切り煽ってるよなぁ。
しかも、次巻では単純な続きにならないのが、その時点からわかっている。

全10巻らしいのだけど、さてさて、はたしてちゃんと収束するのかな?
1巻あとがきからは、プロットはちゃんとできてるみたいなので、楽しみです。
(プロット広げるだけ広げて適当なところで放り投げる作品、多いからねぇ……
ちゃんと完結させてこそ作品じゃねーか?と思うのだが。)


2355のラスト [映画・本・舞台・TV等]

NHK教育で23:55からやってる、その名も「2355」という番組。

最後に
「2355が、明日が来るのをお知らせします」
って言葉があるのだけど、

NHK-FMの(かつての)番組
クロス・オーバー・イレブン
を連想したのは、私だけでしょうか。

23:00~24:00に放送していた
「クロス・オーバー・イレブン」
の締めのセリフは、

「昨日と今日が出会う時。
 クロス、
 オーバー、
 イレブン……」

と、ちょっと2355とは違うんだけど、
同じ雰囲気を感じるんだよね。

なんだか嬉しい。

ウチのちびすけもこんなセリフや番組が好きになってくれないかなぁ。

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